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中国 中国人民元 各国の情勢 各通貨の状況

中国人民元切り下げで市場はどうなるのか?為替・株価への影響について

2015/08/22

2015年8月11日突如として中国人民銀行が実施した対ドルでの人民元の切り下げは1度のはずが12日も切り下げを実施しすることになり、資源国通貨はまたしても下値を探る動きとなっています。

しかし1.9%に1.6%というのは大変な話になってはいますが、実は日本のことを考えれば安倍政権になってからドル円は80円から125円まで実に50%以上も切り下げを行っているわけですから、中国がなんとかして安倍政権スタート時の人民元のレベルまで元安を進めたいと思うのもわからなくはない話しであり、現段階では経済紙が騒ぐほどの状況にはなっていないのが実情となっています。

米系ファンド勢は中国人民銀行は日銀の真似をしているだけとの見方

箇条書きにすると日銀のPKOのやり口をそっくり真似ているのが中国人民銀行であり、人の国のことをおかしいとは言えない状況であることがわかります。そういう意味では2~3%の切り下げで本当に済むのかどうかが今後の注目点であり、日本の真似をしているのであれば10%を超える切り下げも辞さない可能性が高くなり、こうした状況が進むのかどうかを心配する必要があります。つまりまだまだ序の口と見ている筋も多いわけです。

またこの状況にアメリカがどれだけ財政当局主体でクレームを入れてくるかによってもドルの上昇度合いが変わってくると考えられます。

ドル円は上昇ながらほとんど過熱感なし

直近のドル円のエンベロープ日足12日と標準偏差をみていますと、ほとんど過熱感はなく、トレンドがでているというよりは上方向に少しずつ動いている程度という感じです。仮に126円なり127円なりのコールオプションをもつ外資系ファンド勢が力づくで買いあげても126円に届くかどうかが微妙な世界であり、現状でこの材料だけで上方向に突き抜けて行くほどの力がないようにみえます。

また今週後半については輸出勢のリーブオーダーがびっしり設定されており、これを突き抜けられるかどうかも大きな疑問点となります。むしろ資源国通貨の対円高につられて下押しする可能性のほうが高くなってきているようにもみえます。この8月に126円方向をつけられなければドル円は当面上昇しなくなる可能性もあり、微妙な段階に差し掛かっているといえそうです。

ユーロドルはドル高と関係なく大きくショートカバー

中国の切り下げに米国ダウの大幅下落を受けてECBのQEは株高でユーロ安の巻き返しが起きているようで、11日から大幅に上昇が続いています。これまでのユーロ安から大きく流れが変わる可能性もあり注意が必要となってきています。これまで1.14から上値を切り下げてきたユーロドルですが完全に流れが変われば上方向に上昇し、すくなくとも1.18レベルまで戻す可能性もでてきています。

果たして米国はこの状況下で利上げを断行できるのかが最大の焦点

裏である程度話がついていたはずの米中の関係がこれでどうなるのかがひとつの見ものとなりますが、議会ではなく通貨当局が騒ぎ出すとドル高も完全に止まる可能性があり、この先の動きが注目されます。現状では新興国がこぞって為替介入に踏み切り自国通貨防衛をはじめていますから、この状態で9月などに米国FRBが本当に一回だけとはいえ利上げに踏み切れるのかどうかがこの先の最大の焦点となってくることは間違いないのではないでしょうか?

8月はだいたい夏枯れ相場でなにも起こらないと思われがちですが、結構この8月に思いがけない事が起きているのがこれまでにもあり、今回の中国人民銀行の動きが大きなトリガーになる可能性もでてきています。これで明日以降一旦元の切り下げが収まれば比較的軽微なショックで元に戻る可能性もありますが、中国は株価の大幅下落以来なにをしでかすかわからない状態で予測不能であり、しかもお手本が日銀というなんとも皮肉な状況になってきていますので、安心は禁物といえそうです。

関連記事:実は人民元切り下げは米中の話し合いができている予定調和説について







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