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アメリカ 利上げ 各国の情勢

FOMC利上げ延期の為替・株価への影響について【年内利上げなしも想定】

2015/09/20

いよいよ難解になってきたFOMCの市場へのシグナル

すでに皆様ご存知のとおり、2015年9月のFOMCでは利上げが見送られることとなりました。

ほとんど自己保身とも思えるイエレン会見で10月に利上げがることにえらい含みをもたせる発言をし始めたイエレン議長ですが、Fedウォッチャーを商売にしている人が一言一句分析するのかもしれませんが、正直なところ何のメッセージもないのが今回の結果だったのではないでしょうか?

結局すべての決定はスタンレーフィッシャー次第か?

現在のFRBのやり方は重鎮であるスタンレーフィッシャー副議長の意向で、すでにフォワードガイダンスをやめてしまっていますので会見を聞いていてもさっぱりわからないのが実情です。

年内利上げを早々とほのめかしてしまった関係で嘘つきにならないように10月利上げの可能性もしきりに示唆していたイエレン議長ですが、この人物に独断で決定することで市場と向き合う勇気も勢いもまったく感じられないのが実情であり、もっさりした独特の喋り方はネイティブスピーカーでなくてもけっこうイラつく大きな要素になりはじめています。

イエレン発言を見ていますと、ガバナンスの低さが顕著になってきていますし、今回の先送りでかなり市場から反感を買ったことだけは間違いなさそうでう。

年内利上げなしも想定しておいたほうがいい状況

当のFRB議長自ら年内利上げを示唆したことから、もはや年内に利上があることが規定演技になりつつありますが、本当にそうなのかを疑ってみる必要がありそうな相場状況です。

特に後ずれが進む利上げはさらに困難さを増すことも考えられ、12月までに必ず利上げがあってドルが上昇すると思い込むのはもはやかなりリスキーな判断になりつつあります。

中央銀行の総裁は政策のためならいくらでも嘘をついていいことになっていますので、年内利上げができなくても特段責任を問われる責任はありませんが、現実的に中国や新興国の経済状況が大きな決定ファクターとなってくる場合には、もはや年内利上げはなくなる可能性を強く視野に入れておく必要がありそうです。

とくに利上げイコールドル高円安と決め付けることも危険ですし、ドル円に関していえばまだまだ下方向の動きが示現してくることを想定しておく必要がありそうです。

米国だけがインフレ率2%を達成させるのは事実上不可能

FRBも米国のインフレ率をひとつのクライテリアにしていますが、原油価格が下落している現状を考えるととてもではないですが、単独でこの数値目標をクリアすることはできなくなっており、事実上6月までに利上げをできなかったことが致命的な状況になった可能性が高くなっています。

本来利上げ見送りで上昇するはずの株価がこの状況を嫌気して下押ししたことも相場の受け止め方がきわめて悪い印象につながっていることを示唆しているといえます。

10月に向けての相場は下押しを警戒すべき

10月末に一応利上げの可能性を残した動きにはなっていますが、事実上今年の利上げが無理であり、来年はむしろQEの復活を期待する声が高まれば株も為替も一旦は下を見に行く可能性が高まっているといえます。ドル円で考えれば116円台をもう一度確認にいく二番底探しの可能性が高まりますし、株価も一定幅の下落を想定しておくべき状況といえそうです。

とにもかくにもFOMC声明とイエレン発言はかなりハト派よりで、しかも相変わらずほとんど内容のないものにとどまっています。市場の信任を裏切る形になれば相場は逆の動きをはじめる可能性が高くなりそうで、年末にむけては逆にかなり警戒感の高まる相場展開が考えられることになりそうです。今回のFOMCでかなり流れが変わってしまった感は否めない状況といえます。

関連記事:米国FRB利上げを2004年の酷似ケースから占ってみる【株価、為替への影響】







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